男の育休day2

とりです。 

我が家の課題のうち、 
1「結果として子供と向き合う時間が長くなる妻」、 
2「家庭・家族の形成も夫婦平等であるべき」、 
3「私と妻、どちらもが働き続けたいし、社会的に貢献もしたい」 
の1と2がバッティングするとはどういうことか。 

前述のとおり、私は平日の朝に家庭内の家事などを行っていたので、 
こういう点(2)では夫婦平等に家事育児を毎日していたと思いますが、 
私の帰りが遅い分、家事育児のウエイトは妻の受け持ちが多くなっているのが 
実情でした。 
これは、仕事の付き合いという飲み会の存在もさることながら、 
やはり長時間の労働が前提にある職場環境、社会環境が原因であると、私は考えています。 
これが、1と2がバッティングするということです。 

定時での切り上げ(労働条件が同じ)が出来れば、お互いが仕事と家庭育児を分担できることは明らかであるものの、 
この定時で仕事が切りあがらない、切り上げないという習慣の方が根深い原因であると 
思っています。 

定時で仕事が上がらない理由はいろいろありますが、 
私はこの理由をざっくり、これまでの社会・組織・個人の思い込みによる 
□ オーダーミス 
□ オペレートミス 
だと思っています。 
オーダーミスについては、(他者よりも)時間を掛けた仕事・成果物は他より優れている、という思い込みによる不適切な指示を意味しています。 
あるいは、(他者よりも)早い(速い)対応が優れた行動・能力だ、という事もあるかも知れません。 
オペレートミスについては、単純に思い込みによるオーダーを受けそれを 
しっかりと履行してしまう様なことを意味しています。 
本人にとっても、定時外労働をすることになりますし、会社からの評価としては、 
忠実なオーダーの履行にマイナス点は無く、実施者にとっては不利益や不都合は無いようにも思われます。 

しかし、この思い込みによる両ミスの基では、時間に制約のある人は 
評価されづらいという事が顕在化してきます。 
例えば、残ってでも長時間かけ成果物を仕上げる事ができる人は、 
早く(時刻的に)成果物を出せたということで組織も個人もwinwin。評価は高くなる。 
さらに評価を高めたければ、更に早く情報を取ってこようと、 
他の人が知らない情報を取れる、時間外にまで残り、得られた情報から残業をして成果物をだす。 
という状況が横行し、結果現在のような時間制約者が評価されない状況になっているわけです。 

ここで大事な点としては、上の例事が男女問わずに言える事です。 
何となく、一見すると男性の労働状況のように考えてしまいます。 
しかし仕事一本や、仕事育児の両立をしている人だとしても、 
定時外労働をして頑張るという裏側には、その人ではない誰かが 
時間制約の原因となる育児なり、介護なりに従事しているということです。 

思いこみによる大事な社会的損失は、 
・時間的な制約がある人は、日本の一般的な会社組織の中でマイナス点であれ、 
 プラスに評価できない・されない、という事実が存在する 
ことです。 

以上をまとめれば、結局労働条件を社会的にそろえる事でしか、 
公平な人物の評価ができないという事になると思います。 


以上が我が家の課題と社会的な課題の解決方法が一致する説明であり、 
これまで、妻が取得してくれた育児休業を、今回は私が取得した遠因です。 


さて、DAY1は 
家の掃除 
保育園の現況届に必要な書類を、会社へ送付 
急激な雷雨のため、傘を持たずに出た息子を迎えに行く 
息子の耳鼻科についていく 
夕飯の支度をする 
お風呂・就寝などの内容でした。 

本日、DAY2は 
耳鼻科の精算をする 
買い物に行く 
昼食を作る 
息子と金沢へ向かう 
という内容です。 

まだまだ駆け出しの育児休業。 
明日からどうなる事やら。